脱!ノースキル ブログ 〜英語・プログラミング勉学ブログ〜

アラサー銀行員ブログ

◇ ◯ ⚪︎お金のこと、美容のこと、健康のこと、インテリアのこと、旅行のこと⚪︎◯ ◇

【おすすめの絵本】感動🥺大人が読むと深い絵本「100万回生きたねこ」の感想

こんにちは!

まりです。

 


皆さまは、100万回生きたねこという絵本はご存知ですか?

 

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本) [ 佐野 洋子 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/11/3時点)

楽天で購入

 

 


私は最近知ったのですが、絵本でこんなに泣かされるとは思っていませんでした😂笑

 


「愛することとは何か?」を考えさせる絵本ですので、是非皆さまに読んでいただきたいと思い、ご紹介させていただきます。

 

 

 

100万回生きたねこ」のあらすじ

 

100万年も しなない ねこが いました。

100万回も しんで,100万回も いきたのです。

りっぱな とらねこでした。

100万人の人が, そのねこが しんだとき なきました。

ねこは, 1回も なきませんでした。

 

読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。

 

週刊朝日書評

「これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。

Amazonより)

 

 

 

私なりの解釈〜愛することの素晴らしさ・苦しさ〜

 

f:id:uj0055tmkun:20201103163558j:image


ねこは、100万回生きて、100万回飼い主に愛されて、そして100万回死にました。

 


飼い主はねこを愛していたので、泣きましたが、ねこは自分が一番大好きだったので、全然悲しくありません。

 


しかし、ある時、ねこは野良猫になり、美しい白いねこに出会い、恋をします。

そして一緒にいるようになり、最終的には子供もできて家族になります。

 


その時に、100万回生きていて初めて、自分自身よりも白い猫や子供のことを大事に思うのです。

 


そしてある日、白いねこが死んでしまいます。

 


ねこは悲しみ、大泣きをし、最終的には生き返りませんでした。

 

 

 

なぜ、生き返らなかったのでしょうか?

 


これには、私は2つの意味があると考えました。

 

 

 

①愛することの素晴らしさ

 


「永遠の命」はいつの時代でも、多くの人が望むテーマだと思います。

どんなお金持ちでも、「永遠の命」を手に入れている人はいません。

 


昔、中国を統一した権力者である始皇帝も、自分が特別な人間だと考え、永遠の命を望むようになったといいます。

不老不死の薬を探させたり、自身も不老不死を祈る儀式を行ったりしたそうです。

 


100万回生きたねこ」のねこは、100万回も生き返っているのですから、ある意味「永遠の命」を持っているようなものです。

 


しかし、どんな権力者でも手にいれられなかった価値ある「永遠の命」よりも、「たった1回誰かを愛すること」の方が価値がある、ということを表しているのだと思いました。

 


私自身も、現在愛する夫がいて、彼の存在によって生かされていると日々感じています。

彼と出会う前は、どうやって生きていたか分からないほどです。

 


私が、もし、「永遠の命」を手に入れるか、「夫と過ごす有限の命」を手に入れるか、どちらかを選べと言われれば、迷わず「夫と過ごす有限の命」を選びます。(ちょっと極端な話ですが😅笑)

 


どんな価値あるものでも、夫の存在よりも大事なものはありません。

それだけ、「愛することは尊い」ということを表しているのだと感じました。

 

 

 

②愛することの苦しさ

 

f:id:uj0055tmkun:20201103163607j:image


前述したとおり、愛することはとても価値があり、尊いものではありますが、裏を返すと、とても苦しくて怖いものでもあります。

 


ねこは、生き返ることはできますが、白いねこを失った後は、その記憶と共に生きなければいけません。

 


愛する者を失った苦しい記憶と共に生きなければいけないのです。

 


それは、どれだけ苦しいことでしょうか。

 


愛を失うことは、価値ある100万回生きること(=永遠の命)を手放すに値するほど苦しいことなのです。

 


自分に置き換えて考えてみると、愛するものを失った後に、長い間生き続けなければならないと思うと、とても怖いですよね。

 


勿論、乗り越えて新しい愛を築く強い方もいると思いますが、そこまでの道のりは中々厳しいものになると思います。

 


このように、「100万回生きたねこ」は、愛することの素晴らしさ・苦しさを伝える話だと私は考えました。

 

 

 

そもそも絵本を読むきっかけになったのは、夫からの言葉

 


そもそも、なぜいきなりこの絵本を手に入れたのかというと、

ある日、夫から

 


「私にとって、まりちゃんが白いねこだからねっ」

 


と、言われたことがきっかけでした。

 


白いねこって???

 


と聞いたら、この「100万回生きたねこ」のことを教えてくれて

 


「子供の頃に読んだ時は、意味わかんないな〜って思っていたけど、この前本屋で久々に見つけて読んでみたら、『あ、この白いねこは、私にとってのまりちゃんなんだ』って思って。やっとこの話の意味が理解できた」

 


って言われたんですね…

 


それがきっかけで、まず「100万回生きたねこ」の存在を知らなかった私は、絵本を読んでみたんですね!

 

 

 

で、内容を知って、感動しましたね〜〜〜…(´;ω;`)笑

 


夫が私のことを、白いねこのように思ってくれているって、すごくロマンチックな表現じゃないですか🥺?

 


出来ればプロポーズの言葉に使ってもらいたかったですね(笑)

 


自分に子供ができたら、夫と同じように感じてもらいたいな〜と思って私にも子供ができたら、読み聞かせようと思いました(^^)!

 

 

 

まとめ

 


今回は、100万回生きたねこをご紹介させていただきました!

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本) [ 佐野 洋子 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/11/3時点)

楽天で購入

 

 

 


可愛い絵柄の絵本なので、子供が読むのは勿論

大人にとっても深く考えさせられる本でした!

 


子供にとっても、大人にとっても、価値ある絵本だと思いますので是非、ご一読いただけたらと思います☺️🌷

 


最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡