資産運用はなぜするべきなのか? 〜現役銀行員が考える必要性①〜
こんにちは!
まりです。
自己紹介で、現役銀行員として働いていることをお話ししました。
ここからの記事は、資産運用を全くしたことがなかったりとか、調べたりしたこともないような初心者の方向けの、資産運用の話をしていきたいと思います。
資産運用はなぜ必要なの?
まず、資産運用はなぜ必要かというと、私は以下の3点の対策のためだと思います。
①今の預金はかなりの低金利!
②年金だけでは老後の生活費が賄えない!
③物価上昇で預金が目べりする!
1つずつ解説していきます。
① 今の預金はかなりの低金利!
まず、皆様は、現在の現在の預金の金利をご存知ですか?
なんと、現在の金利は、
大手銀行で大体「0.001%」なんですね。
少ないですよね〜…
例えば、1,000万円をを1年間、預金したとしましょう。
そうすると、その貯金に対する利息は、1年で「100円」です。
1年間で1,000万円を預金していたとしても100円ですよ!10年預金していても1,000円です。
これはもう無利息とほぼ同じと考えてしまいますよね(苦笑)
高度経済成長期だったり、バブルを生き抜いたおじい様おばあ様からよく聞くのは、
「昔は預金に入れて、しばらく持っていればその利息だけで貯金が倍になったのよ〜」
という言葉。
実際に、その時代の金利は「10%」になるものもあったそうです。
どのくらいの金利が、元本割れの可能性がない預金につくのだったら、私も資産運用はしません(笑)
金利が高い環境で生きてきたおじい様おばあ様は、資産運用をする必要がないですから、
「貯金が一番!資産運用は危ない!」
という風な考えを持っていて、そのおじい様おばあ様に育てられたお父様お母様も同じように育ち、
そのお父様お母様に育てられた20−30代の平成世代も似たような考えを持っている人が多いんですね。
(もちろん例外の方もいますよ!銀行で働いていて、体感的にこういう人が多いなー、と感じます)
しかし、ここまでの低金利が続いている以上、資産運用をすることを無視はできません。
私はまさしく20−30代の平成世代なのですが、両親も保守的な考え方だったので、銀行で働く前は「貯金が一番!」で資産運用をすることなんて全く考えてもいませんでした。
お金がマイナスになるリスクを「悪」だと考えていたんですね。
勿論、今でもお金をマイナスにはしたくありません。
ですが、「成功」を手に入れるためには、「失敗」するリスクを取っていかなければならないんですよね。
まずは、
資産運用によるマイナスのリスクを、完全なる「悪」と思うのではなく、「成功するために必要なもの」
として考えることが大事です。
そういう風にどうしても思えない方は、資産運用は向いていないと思います。
ですが、そのように思考転換できた方は、考えてみてください。
平成世代はあまり実感がないと思いますが、昭和世代では、
「お金を置いているだけで、お金が増えていく」
ということが実際にあったわけです。
今、お金を得るためには、働いて給料としてもらうことが大部分の方法となると思うのですが、そのお金を得るための柱が、もう1本増えたら嬉しいと思いませんか?
これを金融業界では、
「自分ではなく、お金にはたらいてもらう」
といいます。
自分で家計を支えてくれる働き手がもう1人増えたら嬉しいですよね☺️
以上のような理由が、資産運用の必要性の理由1つ目です。
長引く低金利環境では、預金でお金を増やすことはできないので、資産運用をしていく必要がある!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました♡
次回は、資産運用の必要性の2つ目についてお話ししたいと思います!